習工練(しゅうこうれん)・・・初めて聞きました。
級審査、市剣連剣道大会終了後、毎回、連盟の先生方で反省会を行います。
その席上で、山﨑会長からお聞きした言葉です。
剣道に限らず、先生から習った事を実際にやってみて、「おや?」と感じることが大切。
そして、「先生の言っている事に近づくためには、自分はどのようにすればいいのか…」
と工夫をし、それを練習する。
そういう意味のようです。
剣道用語にしては聞いたことが無い。しかし、柏木先生もご存知でした。
歴史上の人物の言葉のようです。
と、言うことで、私も習ったこの言葉を理解出来るよう、ネットで調べてみました(工夫)。
すると、下記の事が分かりました。
【習い・稽古・工夫】
剣道には「習い」「稽古」「工夫」の三つの要素が大事であり、」これを一体的に練り磨かなければならない。
これを三磨の位(さんまのくらい)という。
習ったことを、ただひたすらに稽古する。
身につけたところで工夫をする。
これをグルグルと車輪のように繰り返す。と、いうような教えです。
新陰流の教えで、新陰流とは、柳生新陰流の柳生宗厳の師、上泉信綱の流派のようです。
その中で、上記のように、習い・稽古・工夫とされていたが、剣道用語として伝わる中で、
習工練(しゅうこうれん)という、習い・工夫・稽古という言葉も出来たみたいです。
冒頭に書いたように、習った事を身に付けるためには、工夫が必要です。
言われた事、稽古の内容などをまず、頭に残す事にも工夫というか努力が必要ですから。
そして、出来るようになるための工夫・努力。
出来るようになったら、それを自分の剣道(自分の体格・剣風・性格など)に活かすための
工夫が必要。
その工夫・努力が、稽古。と、言うことになるのでしょう。
習い・稽古・工夫の「三磨の位(さんまのくらい)」は、「守・破・離」にも通ずる気がします(^^)
さてさて、ウチの子達は、「習い・覚え・工夫・稽古」を実践出来るでしょうか、楽しみです(^^)
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