2013年2月24日日曜日

初段の意味

2004.12

 「初段はなぜ初段と言うのか?」ある先生が中学生に仰っていました。
級は8級から1級まで数字、2段からも全て数字なのに、初段だけ1段とは言わず初段。
初段は始まり、級の時代を経て、基本や経験を積み、初段からようやく剣道の始まりなのだと。
級審査は年に2回、受かれば毎回次の級を受けられる。
しかし段位は、初段を取ったら1年、2段を取ったら2年と取った段位と同じ年数の修練を積まねば次の段位は受けられない。
ここからが始まりなのだと。

感銘を受けた。

もちろん、そう言う解釈も有ると言うお話なのだが、1段で無く初段な意味なんて考えたことも無かった。
初段をそう言う意味に捉えて話してあげたら、初段以降の考え方や目標の置き方に少しは変化が有るかも知れない。





0 件のコメント:

コメントを投稿