2013年2月24日日曜日

習慣と剣道

2005.10.30

10/29の稽古後、大磯武道館の西山先輩と話した中に、子供達の左足という話が有りました。
小・中学生を見るにつけ、すり足や構えの左足が真っ直ぐにならずカカトが内側に向いていると。
左足のカカトが内側に向き、爪先が外側を向いた構えの足を剣道では「撞木足(しゅもくあし)」と言います。
今回の論点は、女の子より男のこの方がこの足になっていることが多いと言う話でした。
日常の生活で、女の子は内股気味で歩いたり立ち振る舞いをしますが、男の子は大きくなるにつけガニ股気味が自然になっていく。
この日常の歩き方が自然な足や膝の向きになるので、男の子の方が撞木足になり易い。
また、女の子でも昨今の風習によりあぐらをかいたりガニ股歩きを気にしない子では男の子同様撞木足になり易いと言えるでしょう。
管理人も撞木足が気になり、なんとか直したいと考えていた頃が有りました。
その時は、一日内股で歩いてみたり、車の運転中左足を真っ直ぐに向けて乗る。等、試してみたりしました。
さすがに内股で歩くのは男子として格好良いものでは無かったので、足を真っ直ぐに出して歩くことにしました。
その成果で撞木足はほぼ克服することが出来ました。
ちなみに西山先輩は膝が外側を向けば爪先も外側を向くと言う事で、膝を真っ直ぐに向ける意識をしているそうです。
この話以外にも剣道での欠点や癖を日常生活の中のちょっとした意識や考えで矯正することはよく有ることです。
実技のみならず考え方や礼儀・性格に至るまで。

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