2013年2月24日日曜日

相手を凌駕するもの

2005.11.18

これまで、観たり、稽古した中で、確信では無いが感じた事が有る。
ここ最近、「剣道の神が舞い降りた」なんて感じる事が有る(^^ヾ今まで適うことの無かった先生や先輩・同輩に、「あっ!打てる」と感じ、自然と体が、両手が、前に出て打ちを放っていた。
調子が良い、悪い。
それだけなのかも知れない。
しかし、多くの経験の中でつながったパズルが次の答えをぼんやりと映し出す。
相手を上回る何かを持つ者が、相手の隙に勝つ事が出来る。
上回る何か・・・凌駕する何か・・・、それは相手を圧倒する気迫であったり、スピードであったり、体勢であったり。
正論で言うなら、心技体、気剣体が揃って無ければ勝つ事は有り得ない。
剣と体は、繰り返し基本稽古を積むことで身に付けることが出来る。
しかし、それを相手の隙が出来る一瞬に出す事は、心や頭に一瞬たりとて躊躇が有ってはならない。
ここで大事なのは自信。
自分に自信を持ってこそ、躊躇せず打ち切ることが出来るのではないか。
ある人は、これまでの人生から自信を持つのかも知れない。
ある人はその稽古量から自信を持つのかも知れない。
もう一つ、誰よりも速く竹刀を振れる。
誰よりも正確、速くに打つことが出来る。
誰よりも遠くから打つことが出来る。
これらも確実に結果につながり、自信をもたらすだろう。
管理人は、攻め合いの中で、間が詰まり、どちらが先に技を放つかと言う勝負をした時に、「ここで打ち合ったら速さに勝てない」と、感じさせられた事が有った。
それだけが全てでは無いが、竹刀を速く振る、体勢を崩さず速く振る、これは日々の素振りや稽古で意識をすれば、稽古を積めば、それをした者には必ず身に付く。
強さを求めれば、努力を怠らなければ、辛さに耐える心を持てば・・・。
負けたくない。
人は、思いを継続するのが難しい。
自分の、弱い気持ちに負けない自分で有りたい!!



0 件のコメント:

コメントを投稿