2008.10.8
「稽古場では踵を着けて歩くな!小走りに動け!」
そんな事を、よく言う。
今日も、多くの子供達が踵を着けて歩いていた。
稽古を頂いて先生のところにアドバイスや注意点を聞く時も、交代する時も、移動する時は全て踵を着けている。
なぜ、踵を着けて歩いてはいけないの?
まず、歩いてはいけない!学ぶ場において、歩いている暇は無い!!時間は有効に!!!
次に踵を着けて歩くこと。
踵を着いて歩くと言う事は、体重は踵にかかるから、反り返って偉そうにズシズシ歩く事にならないか?
例えば、先生に呼ばれ、アドバイスを受ける時、胸張って偉そうに歩いて行くのと、いち早くそのアドバイスを聞こうと前のめりに走って行くのと、どちらが正しい?どちらが好ましい?
前のめりになるくらい、速く動こうとする、全身を耳にして相手の話を聞こうとする。
そうすれば、自然と踵は浮いた状態で歩いたり小走りになったりするんじゃないだろうか?
だから、道場内では踵を着いて歩くな!と教えているし、教わって来た。
また、剣道の試合や稽古時も同じこと。
素早く動くには、踵を着いていたらダメ!!
後ろに有る体重を、一度前に起こさないと動けないのでは、一瞬動きが遅れてしまう。
その一瞬が勝負を分けるのだ。
勝ちたいならば、上手くなりたいならば、踵を着かない姿勢を持とう!!!
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