2013年2月24日日曜日

大磯中4剣士

2005.6.29

今夜は、大磯武道館の西山さんが大磯中学の2年生男子を4人連れて来てくれた。
団体戦を3回行い、全て負けてしまった。
それでも、たまに行なう部内試合と違い、同門の剣風とは違った相手との真剣勝負。
審判は2審とは言えそれなりのレベルの審判。
とても有意義な試合稽古をさせて頂いた。
相手と実力が伯仲しているがゆえの緊張感。
瀬戸太一君の1回目・2回目、互いに気を抜く瞬間の無い3分間。
審判も気を抜く事無く正しい判定に務める。
3試合目は気が切れてしまう面が多々見られたものの、ここは恐らく相手との実力差やお互いの気持ちが合わなかったからであろう。
相手の実力に関わらず常に気持ちを張り、相手を圧倒するような攻めと技が望ましい。
山崎悠貴君も、この試合で始めて誰もが唸るような素晴らしい小手面を披露した。
相手の鋭い出小手に負けたくないと速さを追い求め、無心の放った超速度の小手面だった。
いつでも出せるようになるのも、時間の問題かと思われる。
大将の山口達郎君は、やはり強かった。
一見相手も見ずに感じずに、打っているようにも見えるのだが、とにかく速いその打突は、相手に反応させる間を与えずに打ち抜いている。
気持ちの攻めやタメが出来ると敵無しだろう。
本多聡太郎君は、イマイチ噛み合っていなかったが、管理人は本多君の遠間からの打突に輝きを感じる。
あの間からの打突を、残心まで体勢崩さず打つことが出来れば、勝率も上がり彼の剣道観も変わるような気がする。
男の子相手に果敢に攻めるも負けてしまって涙していた田中文絵さんには、出足のタイミングの良さを活かして鋭くしなやかに剣を振るうことを目指せば、化けるのも時間の問題。
一人、小6女子からのエントリーだった初鹿小波さん。
相手は中学男子、勝てる訳が無い。
こういった思いを打ち破り、何人たりとも我には勝てぬ。
とか思って試合に臨んで欲しかった。
と、言った感じで、なかなかに見応え有る、有意義な稽古でした。
西山さん、大磯中の4剣士、ありがとうございました。





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