2013年2月24日日曜日

雑巾絞りと茶巾絞り

2005.10.30

10/29の稽古中、子供達に打った瞬間の手の内の絞り方、「雑巾を絞るように」と、習ったか、
「茶巾を絞るように」と習ったかと言う問いかけをしました。
結果、「雑巾を絞るように」と教わったとの答えでしたが、私も「雑巾を絞るように」とも教わった記憶が有りますが、先生方とお話させて頂いたり文献を調べたりすると、「茶巾を絞るように」と教える、教わるのが正しいかな?と思っています。
インパクトの瞬間に両手を絞る感覚を、雑巾と言うか茶巾と言うかの違いなのですが、雑巾を絞るようにでは絞り過ぎてしまい、木刀などでは刃先の向きが変わってしまうし、絞るのは一瞬、その後にはまた力を緩めなければなりません。
なので茶巾を絞るようにと言うのが感覚的に正しい。
さて、茶巾とは何か。当然小学生には分かりませんでした。
「茶巾?・・・チャキーン!!」
って刀を抜く時の擬音だと答えてくれたり、なかなかに笑わせて貰いました(^^ヾ私はあえて答えを教えず、帰宅したらお父さん・お母さんに「茶巾を絞るようにと教わった。茶巾って何?茶巾寿司を食べさせてって言えって言われた」と、言って見たら茶巾って何か教えてくれると思うよ!と、話したのですが、正直私も茶巾寿司の上部の絞りのように軽く絞る事だと聞いたのですが、今回調べてみたら、「茶巾」とは茶道に使われる手拭いのようなものの事だったのです。
茶道はまったく分からないので画像では茶巾を見ることは出来ましたが詳しくどのように使用するのかは分かりませんでしたが、茶巾は小さな布で出来ているので、「茶巾を絞る」は、雑巾のように両手の5本指全てを使い絞り込むという感じでは無く、茶道のある流派では右手は親指を上にして茶巾を持ったまま固定し、左手で絞る。と、あるように片手で絞る、もしくは小指・薬指・中指などで軽く絞るといった感じかと思われます。
この他にも構えの竹刀は卵を握るように持ちなさいといった教えも有ります。
極意はなかなかに難しい(^^ヾ

0 件のコメント:

コメントを投稿