2013年2月24日日曜日

肉離れ

2010.9.28

稽古中、右足ふくらはぎを肉離れさせてしまった。
その週は、月曜~火曜 熊本出張、水曜~木曜 栃木県(宇都宮)出張、金曜夜は昇段祝賀会で深夜に帰宅。
土曜日は起きてもまた寝てしまうような疲れた身体だった。
自分が稽古出来る機会は多くは無い。
そう思って休まず稽古に。

「打った後の摺り足をもっと速くしなくては!」

「踏み込み足の出し方、踏み込み方を素早く強くして左足の引力をもっと増したい!」

「抜ける摺り足は上下動少なく、TOPスピードで抜けて、廻りたい!」

「廻る際に減速や目線、胸が上を向きがち。目線・顎・胸の高さを変えずに素早く廻りたい!」

直したいところ、進化させたいところ、変えなければ現在(いま)以上の自分にはなれない。
そんな思いを胸に、新しい身体の使い方、気付きにやる気を数倍増しに稽古を続けていた。

「パチンッ!」

振りかぶりで伸び上がった際か、踏み込みから伸びた瞬間か、身体の中から輪ゴムが切れたような音が聞こえた。
右足を着くと少し痛い・・・。
そんな感じで、管理人は肉離れとなった。
1ヶ月は以前通りに剣道することは出来ないだろうな。
そう思いつつも、早く、そして完全に治したい。
まずは休日診療している整形外科で診て貰う。
「肉離れだね。1~2週間くらいで痛みは無くなるでしょう。湿布と痛み止め薬を出しましょう」
どういう動きはいけないとか、どう過ごしていくのが治る事につながるのかとか、そういう話は出なかった・・・。
次に、近くの接骨院に行った。
ここはチーフが元剣道関係者。
後輩にあたる年齢なので、痛かったら痛い、変化が無いなら変化が無い。聞きたい事も聞き易い。
保険適用外の治療を望めば超音波?など使って痛みは取ろうとしてくれる。
治療後、やはりカカトは痛くて着けず、テーピングで痛めた筋肉が使えないようにはしてくれた。
最後に、館長先生にかかればどこが痛いと言わずしてピタリと当てられ、こうすると痛いだろうとか、こうは平気だなとか、本人以上に身体を知り尽くす、整体(養生館)に行った。
残念ながら館長先生の空き時間が上手く合わず、鴨宮分院の院長?館長?先生に診て頂いた。
この先生は剣道もしているので、こうして肉離れになった。とか、身体の歪みでこういう動きになっているとか、剣道を通じた話もしてくれるのでなかなか良い。

患部の筋肉を緩めて貰い、カカトは着けるようになった。
体重を掛けると痛みは有るけど・・・。
とにかく冷やす事。
氷嚢を使って患部の炎症を取る事が早い治りにつながる。
冷やして痛みを取ると共に、硬くなった筋肉を解す事が必要だ。
なるほど~・・・。
こうして、なるべく痛めた部分を使わぬように過ごす日々、帰宅すれば氷で冷やし、寝る時や仕事の間は湿布を使う。
行ける日は整体で電気治療(無料)をして貰い、痛みが無くなる頃、筋肉を解して貰おう。
運動に怪我は付き物だ。
その他、風邪やその他、体調を崩す事も有る。
管理人はだいたい、すぐに医者に掛かるようにしている。
早めの診断、早めの処置。
それが早い復活につながるから。

今回は、整形外科、接骨院、整体を治す手段に使った。
これは、自分の納得する治療を受けたい。受けた治療が本当に自分を早期に、完全に治してくれるのか、取捨選択をした事になる。
一つの現象に対して、一つの視点で言動する事が正しいとは限らない。
多角的に見て、あらゆる手法を以って現象に対する事が良い結果へと導くのだと管理人は思っています。
怪我や病気に限らず、一面のみを見ず、多方面での観察、声掛けをしていく事が、自分にとっても、周りの人々や子供達にとって良い言動となるのだと、肉離れの治療を通じて思い出しました。
この子はこうだ!と、毎週、長年見てきて思う、決め付ける。
それは凄く良くない見方だ。
思わぬ時に、ひょっとその子の良い面、心の内側を目にする事が有る。
目から鱗の例えの如く、瞬間、その子に対する印象・理解が反転する。
そして、その子をどう導けば良いのか、どう育てていけば良いのか見えてくる。
その子に自分が出来る事、これを全てしてみる事が、お互いに後悔しない術である。
現在(いま)は肉離れで稽古が出来ないので、色々な事が多くの事を自分に語りかけ、自省したり改めて冷静に考え直したり出来る刻。

結論、もっともっと精進しなきゃ!

頑張れ!俺!!(^^ヾ

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