2009.12.9
12/6(日)、県立武道館にて、年齢別団体戦が行われました。
小学生(男女問わず)・中学男女・高校男女・18歳~20代・30代・40代・50代の9人制。
今回は、開会式に小中学生は面・竹刀を持って来るようにと指示が有りました。
通常は日本剣道形などを行う演武の時間に、神奈川県警剣道特錬員(特錬)の先生方による演武および剣道指導が有ったからです。
1970年から3年に1度行われている世界剣道選手権大会や毎年11月3日に日本武道館で行われる全日本剣道選手権大会などで活躍している高鍋先生、正代先生、朝比奈先生など14名の特錬員がご指導くださいました。
演武では、素振り(正面打ち・半面打ち・早素振り等)、面を着けての切り返し、基本打ちを特錬員の先生方がスピードと迫力有る打突を見せてくれました。
他にも、小手・面・胴・面・面を下がる相手に追いながら打ち続ける稽古や、下がる相手が追い打ちを全て避けようと竹刀で防御をする中、打てる隙の有る部位を打突し続ける稽古も見せてくださいました。
その後、面を着けた小・中学生が14人の特錬員の先生方に掛かり稽古を受けて頂きました。
皆、各剣道連盟から選出されて来た小・中学生ですから、打ちの勢いも抜けるスピード、打突の手数も、素晴らしく速い子達ばかりでした。
もちろん、打たせる特錬員の先生方の打たせ方、体捌きなどの上手さも有っての事だと思います。
剣友会からは、加藤泰我君が小学生代表で出ていましたが、終って感想を聞くと、「プレッシャーが凄かった!」と、言っていました。
強い先生方に基立ちをやって頂いた事へのプレッシャーなのかと思いましたが、自分の左右で同じく掛かっている小・中学生の打突や動きの速さに、自分も負けずに勢い良く、スピード負けずに掛からなくちゃ!と、言うプレッシャーだったそうです。
そして実際、周りの子に負けず劣らずの動きを見せていました。
私にも経験が有ります。一緒に稽古する人達全員が綺麗な基本で稽古をしている中で稽古をすると、いつも以上に綺麗で無駄の少ない打突をしている自分が居ます。
同様に皆が自分より数倍スピード有る人達との稽古では、自分のスピードも自分でも驚く程速くなったりします。
泰我君にはとても良い、なかなか出来ない経験だった事でしょう。
そんな動きの出来る小・中学生にも、スゴイな!と、言うか自分もこんな風になりたい!と、思ったかも。
特錬員の先生方はそんな小・中学生や、見ていた私達大人でさえも感動と言うか、憧れと言うか、心動かされる剣道を見せてくれました。
願わくば、来年以降の大会でも行って欲しいと思います。
そして、南足柄市剣連から出場出来る選手の子供達には、その場に出場したい!そこで稽古に掛かれる他の剣連の小・中学生に負けないような打突、スピードを身に付けたい!そして、いつか特錬員の先生達みたいになりたい!と、思って欲しいなと思います。
我々大人も、更なる高みを目指して、子供達に目指されるような剣道、人格を身に付けなければいけないと思いました。
高い、高い夢を目指そう!夢の実現への目標を持とう!目標を達成するための、努力をしよう!努力の出来る、心を持とう!!
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