2006.12.4
管理人、久々の出稽古でした。
ここでは、自分の稽古をさせて頂くと共に、指導の勉強もさせて頂いています。
稽古の冒頭で先生がお話されていたのは、稽古とは真似ること。
まずは先生の見本を真似る。
目で、体全身で見て、完全に記憶して、真似をする。
自分のやってたやり方から、先生のやっていた通りに真似て変えてみる。
自分の目標に向かって変わろうとすること、変わろうとすれば、小さな事からでも変われる。
しかし、手を抜くこと、やらずにいること、それもまた簡単。
変わる勇気を持つこと、変わろうとすること。
変わること・真似ること・それを続けることのキツさに負けない心を持つこと。
自分に克つこと、それが稽古だと。
稽古事、芸事と言うのは、教えられて学ぶものでは無い。見て、真似て、盗んで、そして会得するもの。
さて、この日は素振りが終わると、2人組になって体育館の縦を使って追い込み稽古。
お互いに構えて摺り足で追い込んだりそれを受けて必死で下がったり。
始まってすぐ、観ていた指導者に叱咤の声が・・・。
「お前らも一緒にやらんか!指導者は子供の倍やらな!!」
指導内容や注意点を書き込んでいた管理人にも、「クマ!お前もだ!!」
久々の必死の摺り足。
いつまで続くか分からない稽古。
より速く、より細かく、剣先を相手の真ん中に、相手を攻める気持ちで。
1回、2回、キツイ、それでもより速く、より細かく。
くじける自分に負けてはいけない。
負けたくない!
しばらく続けて、その後は摺り足と打ち込みを合わせた追い打ち。
これも必死に摺り足、打ち込み・・・。
続いては追い打ちしては回転して相手も追い打ち、交互の追い打ちでした。
動きを止めないように。
目線を上下させないように。
それ程多くやった訳では無かったですが、終わる頃には足はパンパン(^^ヾ
すぐに面着け。
管理人達も中学生達と一緒に稽古をしました。
大きい面打ちから始まりました。
ここでは特に前の稽古を意識して等の指示・注意は有りませんでしたが、当然意識するべきと、抜ける足、スピードに留意しました。
周りの中学生より速く、自分でも速いと感じられる。
廻って残心もキチッと構えに。足が悲鳴を上げている。
キツかった。
しかし、その気持ちに負けて速度を緩めたり、妥協したりはしなかった。
すると、確かにキツイが、自分の頑張りで得られている速度に、「自分は負けてない。俺は自分に勝っている(^^)」と、自画自賛なのですが、キツイ事が楽しい?みたいな気分で稽古が出来ました。
3人目くらいになると意識とは裏腹に速度はそれ程速くは無くなっていきましたが、それでも意識はMAXに。
とても、とても良い稽古でした。
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